
入口がクラブだった!ServiceNow World Forum Tokyo 2026 に行ってきた
坂田 健太CTO結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかったです。 入口はクラブ、会場はシャンデリアの宮殿、そして中身はガチの AI。ビジネスイベントのイメージがいい意味でひっくり返った2日間でした。
そもそも ServiceNow World Forum Tokyo って?
ServiceNowさんが東京で開いている、自社プラットフォームと最新製品のお披露目イベントです。2026年は10月27日(火)〜28日(水)の2日間、品川のグランドプリンスホテル新高輪が会場でした。
今年のテーマは、やっぱり AI。「AI は実際の業務でどこまで働けるのか?」を、各社のブースで生で見られると聞いて、僕もワクワクしながら足を運んできました。
入口に入った瞬間、なにが起きた?
クラブでした。 比喩ではなく、ほぼクラブです。

ブルーのライトの中、左上のバルコニーで DJ がプレイ中。なお、踊っている人はゼロ
ウェルカムエリアは一面ブルーのライト。見上げるとバルコニーで DJ がクラブミュージックを回していて、思わず「あれ、来る場所間違えた?」と二度見しました。
ただし、誰も踊っていません。
重低音が鳴り響くなか、スーツ姿のビジネスパーソンたちが名札を揺らしながら、真顔で受付へ向かっていきます。DJ さんの熱いプレイと、来場者の静かな会釈。このギャップがもうじわじわ面白い。僕も一瞬リズムに乗りかけましたが、名札をぶら下げた CTO がひとりで揺れていたらちょっとした事件なので、ぐっとこらえて真顔で通過しました。
その音楽に背中を押されながらスロープを降りていくと、いよいよメインのイベントスペースへ。入口で一気にテンションを上げてから本編に入る流れ、演出として本当にうまいなと思いました。(踊らなかったけど、テンションはちゃんと上がっていました)
ちなみに入場時には、ServiceNowさんのロゴ入りグッズと、イベント限定のキーホルダーをもらえました。こういうのに弱いので、もらった瞬間のテンションはクラブの入口と同じくらい上がりました。

ゲットしたイベント限定キーホルダー。ちょっとかわいい
展示会場はどんな雰囲気だった?
今度は宮殿でした。クラブから宮殿へ、スロープ1本で世界観が変わりすぎて、情緒が追いつきません。

天井いっぱいのシャンデリア。左下に見えるのが「AI コントロールタワー」
天井からはシャンデリアがずらり。そのきらびやかな空間の真ん中に、ServiceNowさんの「AI コントロールタワー」がどーんと構え、そのまわりをスポンサー企業のブースがぐるっと囲んでいました。クラシックな会場と最新の AI という組み合わせのギャップも、なんだか楽しかったです。

Expo のフロアマップ。真ん中の AI コントロールタワーを、ブースがぐるりと囲む配置
ServiceNowさん本体のブースに加えて、パートナー企業のブースもたくさん回らせてもらいました。どこへ行っても、最新の AI 製品のデモが動いていて、「AI を試してみました」ではなく「AI を業務にこう組み込みました」という話ばかり。時代が一段進んだのを肌で感じました。
いちばん「おっ」となった展示は?
正直どれも面白かったのですが、特に心をつかまれたのはこの2つです。
NECさんのブース:面倒な仕事を AI が肩代わり
NECさんのブースでは、AI による業務の自動化が2つ紹介されていました。
ひとつは、問い合わせの一次受けの自動化です。一次受けって、内容を聞き取って、分類して、適切な担当につなぐ、地味だけど超大事な仕事ですよね。件数は多いし、人によって対応の質もばらつきがち。ここを AI が引き受けてくれたら、人は「考えないといけない対応」に集中できます。うちも問い合わせ対応を抱えているので、「これ欲しい!」と思わず前のめりになりました。
もうひとつは、契約書の確認・作成の自動化。条文を一つひとつ読み比べるあの作業、気づくと同じ条文を3回読んでいる、あれです。時間も神経もすり減りますよね。AI がチェックやたたき台づくりを担ってくれれば、人は最後の判断に集中できます。生成 AI が「文章を書く係」を超えて、業務の流れの中にちゃんと組み込まれているのが印象的でした。
AI の「効いてる度」を数字で見る
もうひとつグッときたのが、AI がどれだけ使われていて、作業が以前よりどれだけ楽になったかを分析できる仕組みです。
AI を入れたはいいけど、「で、本当に効いてるの?」って、意外と誰も答えられないんですよね。どの業務でどれくらい AI が使われて、どれだけ時間が浮いたのか。それが数字で見えれば、効いているところはもっと広げて、イマイチなところは見直せます。AI を「入れて満足」で終わらせず、成績表を見ながら育てていく。ついに AI にも通知表が配られる時代です。この発想が製品として形になっているのは、AI 導入をお手伝いする側としてもかなり刺激になりました。
行ってみて、なにを感じた?
一言でいうと、AI はもう「すごいね」の段階を卒業したということです。
「何ができるか」から「どの仕事を任せるか」へ、さらに「任せた結果どれだけ良くなったか」へ。一次受けも契約書も、どこの会社にもある地味で手間のかかる仕事です。そこに AI がしっかり入り込み、効果まで数字で確かめる。そんな未来が、もう普通にデモとして動いていました。
僕たちオープランも、AI を使ったサービスやシステムづくりに取り組んでいます。今回もらったワクワクとヒントを持ち帰って、お客様の「この仕事、AI に任せられたらな」を一つでも多く形にしていきたいと思います。
来年もクラブな入口、期待しています。次こそ誰か踊ってほしい。……いや、もしかしたら踊るべきは僕なのかもしれません。
よくある質問
Q. ServiceNow World Forum Tokyo はどんな人向けのイベントですか?
A. ServiceNow を導入している企業や導入を検討している企業、パートナー企業の担当者などが主な対象です。基調講演やセッションに加えて、パートナー企業の展示ブースで具体的な活用事例を見られます。
Q. 参加費はかかりますか?
A. 2026年の開催は事前登録制で、参加は無料でした。翌年以降の開催条件は、ServiceNowさんの公式サイトで確認してください。


